執事と共に日常を。
「休み、満喫できたのかしら」


いつも聞いているはずの恵理夜の通る声。

今時の女子高生ながらも、柔らかい言葉遣い。

それらが、ひどく安心できるものに聞こえる。

外出自体も楽しかったが、外に出ることでこういうことに気づけるようになるのもありがたかった。
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