執事と共に日常を。
しかし、寒さと水を飲んでしまったことが相まって体の震えは止まらない。

体温の低下と共に、自分の免疫の低下を感じた。

恵理夜は思わず、自分と同じようにびしょ濡れのユウヤをしがみつく様に抱きしめた。


「春樹に、連絡入れなきゃ……」


春樹は、なんと言うだろうか、と想像して苦笑した。
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