執事と共に日常を。
『優哉さん!……あ』

『……いつものようにお出迎えしたら、主人に全く違う名前を呼ばれる、というのも不思議な感じですね』


そして、赤外線機能で交換した連絡先の名前欄には、


《カンザキ ユウヤ》


の文字があった。

さらに、たった今拾った写真は、カナとその恋人、そしてミナミとカンザキが眩しい笑顔を向けている写真だった。
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