執事と共に日常を。
しかし、もうあらかたの事情を把握している春樹はてきぱきと行動した。


「恵理夜様はそちらですね」

「あ、ああ。熱が出て体温も……」


ずぶ濡れの二人の惨状を見て、春樹は眉をひそめる。
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