執事と共に日常を。
「気がついたかい」


それが、聞きなれたものではなかったことが逆に恵理夜の意識を取り戻した。


「……ユウヤさん」

「よかった」


春樹の服を着たユウヤだった。

恵理夜は、見慣れた自室の天井を見上げて状況を把握した。
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