君の声がとどくまで



「金原ー」

「はいっ」

「お前、また下り坂だぞ」

「またっすか…」


金原美愛と私の名前がかいてあるよこに

素晴らしいくらいの成績が大きくのっている。


最初はまーまー良い成績だったが
気がつけばどんどん下がる一方。
母親も頭を悩ませている。



あーあ


これまたママに何か言われるよ…



この成績表をもらう度に
ままの呆れたかおが目に見える





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