妖魔06~晴嵐~
「ロべりア!」
悲痛な顔で自分の中にいるもう一人の女性の名前を呼んだ。
すると、投げる行為を手助けするかのように、風が渦巻き鉄球に更なる回転を与える。
鉄球はイヴァンの元へと駆け抜ける。
「それで終わりかい?」
鉄球はイヴァンの手によって、止められてしまう。
「終わりでは、ない」
摩耶の肩を借りて立った龍姫が印を結んでいる。
「『解』!」
俺の体が鉄球から追い出され、表へと出た。
『イヴァン、やっと、お前にたどり着けるぜ!』
俺は、イヴァンへと憑依する。
悲痛な顔で自分の中にいるもう一人の女性の名前を呼んだ。
すると、投げる行為を手助けするかのように、風が渦巻き鉄球に更なる回転を与える。
鉄球はイヴァンの元へと駆け抜ける。
「それで終わりかい?」
鉄球はイヴァンの手によって、止められてしまう。
「終わりでは、ない」
摩耶の肩を借りて立った龍姫が印を結んでいる。
「『解』!」
俺の体が鉄球から追い出され、表へと出た。
『イヴァン、やっと、お前にたどり着けるぜ!』
俺は、イヴァンへと憑依する。