妖魔06~晴嵐~
イヴァンはやばい物を空中で停止させながら移動を行うと、俺の前に立つ。
「く」
イヴァンの背後から増長が殴りつける。
しかし、イヴァンの背中から出た腕に受け止められた。
「ぎゃははは!いいねえ!」
増長も負けじと闇の手を繰り出し、イヴァンを殴りつける。
しかし、イヴァンは闇の手を消滅させる。
「ギャハハ!すげえ威力だな、おい!」
その間に俺は両手に一斉に光と闇を充填させた。
「増長!どいてろ!」
両手を合わせ『カオス』を作り出し、イヴァンにぶつけようとする。
「『空』」
「待ってたぜ!!」
イヴァンの前で亜空間が開く。
しかし、俺は腕を突っ込む前に腕をすんどめさせた。
『モード:神速』
俺が伸びた手を引き戻す。
ふと、俺は止まってしまう。
イヴァンにぶつけるのが先か、やばい物にぶつけるのが先か。
イヴァンを先に倒してしまえばやばい物が消えるという確証がない。
やばい物を先に倒してしまうのがいいのか。
俺が迷うと、目の端に吟の姿が見えた。
吟が見ている先はイヴァンではない。
「そうか」
俺はやばい物に向けて『カオス』を投げつける。
「く」
イヴァンの背後から増長が殴りつける。
しかし、イヴァンの背中から出た腕に受け止められた。
「ぎゃははは!いいねえ!」
増長も負けじと闇の手を繰り出し、イヴァンを殴りつける。
しかし、イヴァンは闇の手を消滅させる。
「ギャハハ!すげえ威力だな、おい!」
その間に俺は両手に一斉に光と闇を充填させた。
「増長!どいてろ!」
両手を合わせ『カオス』を作り出し、イヴァンにぶつけようとする。
「『空』」
「待ってたぜ!!」
イヴァンの前で亜空間が開く。
しかし、俺は腕を突っ込む前に腕をすんどめさせた。
『モード:神速』
俺が伸びた手を引き戻す。
ふと、俺は止まってしまう。
イヴァンにぶつけるのが先か、やばい物にぶつけるのが先か。
イヴァンを先に倒してしまえばやばい物が消えるという確証がない。
やばい物を先に倒してしまうのがいいのか。
俺が迷うと、目の端に吟の姿が見えた。
吟が見ている先はイヴァンではない。
「そうか」
俺はやばい物に向けて『カオス』を投げつける。