妖魔06~晴嵐~
俺は、覚悟を決めていた。
「ここで、お別れだ!」
しかし、イヴァンは笑う。
「世界は、終わらない」
「どっちに転ぶかなんて、わからないさ」
俺はカオスをイヴァンに投げつける。
急に中途半端な状態になったせいで、戻るまでにタイムラグが生じたのだろう。
イヴァンはカオスを避ける事もかなわず、衝突した。
カオスはイヴァンを飲み込んでいく。
そして、カオスがイヴァンを飲み込み満足したかのように、そこには何もなくなってしまう。
「終わった、のか?」
「ああ」
吟は光の粒となって、消えていく。
「本当なんだな」
「信じてなかったアルか?」
俺は首を振る。
「また、会えるよな?」
「それは、神のみぞ知るって奴アルよ」
「その神様も、もういないんじゃ」
「それはどうだろうアルな」
吟は最後に笑いながら、静かに消えていった。
「ここで、お別れだ!」
しかし、イヴァンは笑う。
「世界は、終わらない」
「どっちに転ぶかなんて、わからないさ」
俺はカオスをイヴァンに投げつける。
急に中途半端な状態になったせいで、戻るまでにタイムラグが生じたのだろう。
イヴァンはカオスを避ける事もかなわず、衝突した。
カオスはイヴァンを飲み込んでいく。
そして、カオスがイヴァンを飲み込み満足したかのように、そこには何もなくなってしまう。
「終わった、のか?」
「ああ」
吟は光の粒となって、消えていく。
「本当なんだな」
「信じてなかったアルか?」
俺は首を振る。
「また、会えるよな?」
「それは、神のみぞ知るって奴アルよ」
「その神様も、もういないんじゃ」
「それはどうだろうアルな」
吟は最後に笑いながら、静かに消えていった。