妖魔06~晴嵐~
凶人達
「まったく、冷や冷やさせるだわーさ」
私服姿のスキンヘッドの男はスナイパーライフルを解体していく。
「遠方から狙う不意打ち紛いのライフルは俺の趣味じゃないわーん」
ケースの中に全てを直し、携帯を取り出した。
「あ、隊長、ハニー・ロッカー様だわーん。とりあえず、余計な一匹は始末したわーん。え?街の妖魔は始末したか?ゴメンなサーイ。ちょっとした手違いでライフルぶっ壊れちゃったわーん。ああ、はいはーい。じゃ、また後でーん」
通話を切り、携帯電話を直した。
「やるなら、前からBAN☆BAN☆撃ちたいだわーさ」
ロックはタバコを吸い始める。
ロックが見る先には、ライフルで打ち抜いたビルがあった。
その奥には、妖魔の死体が佇んでいる。
「やっぱり計算してて良かったわねーん」
ロックはジャスミンが何かを放つという事を計算に入れていた。
何も出来なかった場合でも打ち抜く事は出来た。
だが、更に敵の意表を突く為に、ジャスミンの弾丸にライフルの弾を当てて兆弾させたのだ。
まだ、息があったので、ニ発目で確実に仕留めたという流れであった。
「ま、あんたのおかげでもあるけどねーん」
『だろ?』
「便利である分、おっそろしいわーん」
ロックは、ラインの力によってチューナーになっていた。
今、話しているのは内部にいる契約妖魔とである。
『なあ、その喋り方、どうにかならないのか?』
「とっても素敵でしょうーよ?」
『それは錯覚って奴さ』
「少しは嘘をつくのもいいだわーさ」
『俺は、正直者。というか、嘘を付くなんて気持ち悪くて出来ない』
私服姿のスキンヘッドの男はスナイパーライフルを解体していく。
「遠方から狙う不意打ち紛いのライフルは俺の趣味じゃないわーん」
ケースの中に全てを直し、携帯を取り出した。
「あ、隊長、ハニー・ロッカー様だわーん。とりあえず、余計な一匹は始末したわーん。え?街の妖魔は始末したか?ゴメンなサーイ。ちょっとした手違いでライフルぶっ壊れちゃったわーん。ああ、はいはーい。じゃ、また後でーん」
通話を切り、携帯電話を直した。
「やるなら、前からBAN☆BAN☆撃ちたいだわーさ」
ロックはタバコを吸い始める。
ロックが見る先には、ライフルで打ち抜いたビルがあった。
その奥には、妖魔の死体が佇んでいる。
「やっぱり計算してて良かったわねーん」
ロックはジャスミンが何かを放つという事を計算に入れていた。
何も出来なかった場合でも打ち抜く事は出来た。
だが、更に敵の意表を突く為に、ジャスミンの弾丸にライフルの弾を当てて兆弾させたのだ。
まだ、息があったので、ニ発目で確実に仕留めたという流れであった。
「ま、あんたのおかげでもあるけどねーん」
『だろ?』
「便利である分、おっそろしいわーん」
ロックは、ラインの力によってチューナーになっていた。
今、話しているのは内部にいる契約妖魔とである。
『なあ、その喋り方、どうにかならないのか?』
「とっても素敵でしょうーよ?」
『それは錯覚って奴さ』
「少しは嘘をつくのもいいだわーさ」
『俺は、正直者。というか、嘘を付くなんて気持ち悪くて出来ない』