妖魔06~晴嵐~
「助かったぜ。ありがとうな」
「私としては鉄の腕で、王様でも目指してもらいたいところですね」
どこのヌアザの話だよ。
「お前等はどうすんだよ?」
「おや、私達の事を気にかけてくれるあなたの優しさに、摩耶さんもお嫁に行きたい気持ちもあふれ出してますね」
いや、むしろ、お前の背後で警戒してるんだけどな。
「今はあまりいい状況じゃねえんだから、程ほどにしておけ。それに、マリアをあまり巻き込むんじゃねえぞ」
「何か、起こるんですか?」
「マリア、世界は可笑しな方向に向っている。だから、しっかり子供達を守るんだぞ」
「はい。そして、あなたに神のご加護がある事を、祈ります」
俺は歩き始める。
「葉桜君」
「まだ何かあんのかよ」
「魔力発散ナイフ1パック分、セットで上げましょう」
1パックがどれほどのものなのかは謎なのだが、力強いな。
「お前にしちゃ気が利くな」
「おや、私に対しての評価をしてくれるとは、家の掃除もしたくなりましたよ」
「サンキューといっておくぜ」
俺は最後に摩耶の前に立つ。
「ウチに、なんか用なんか?」
「そうだな、お前はジャスミンに元気を与えてくれた。ありがとうと言っておく」
「その女が勝手にでしゃばってきただけや!ウチはパパ一筋やねんからな!」
警戒心と共に、にらみを利かせる。
「へいへい、分かってるさ」
そして、俺達は戦場へと向かった。
「私としては鉄の腕で、王様でも目指してもらいたいところですね」
どこのヌアザの話だよ。
「お前等はどうすんだよ?」
「おや、私達の事を気にかけてくれるあなたの優しさに、摩耶さんもお嫁に行きたい気持ちもあふれ出してますね」
いや、むしろ、お前の背後で警戒してるんだけどな。
「今はあまりいい状況じゃねえんだから、程ほどにしておけ。それに、マリアをあまり巻き込むんじゃねえぞ」
「何か、起こるんですか?」
「マリア、世界は可笑しな方向に向っている。だから、しっかり子供達を守るんだぞ」
「はい。そして、あなたに神のご加護がある事を、祈ります」
俺は歩き始める。
「葉桜君」
「まだ何かあんのかよ」
「魔力発散ナイフ1パック分、セットで上げましょう」
1パックがどれほどのものなのかは謎なのだが、力強いな。
「お前にしちゃ気が利くな」
「おや、私に対しての評価をしてくれるとは、家の掃除もしたくなりましたよ」
「サンキューといっておくぜ」
俺は最後に摩耶の前に立つ。
「ウチに、なんか用なんか?」
「そうだな、お前はジャスミンに元気を与えてくれた。ありがとうと言っておく」
「その女が勝手にでしゃばってきただけや!ウチはパパ一筋やねんからな!」
警戒心と共に、にらみを利かせる。
「へいへい、分かってるさ」
そして、俺達は戦場へと向かった。