snow
「安心しろ」

って、あたしの髪をくしゃくしゃして

そっとキスをした。

「うん…」

あたしは、もう修次に操られている。

ここからはサバイバルだ。

「修次?お風呂入ろっか」

もう19時30。

「おお」

あたしは誘う。

チャプチャプと湯舟で音を立て、

「いい音だね…」

って。

「何、誘ってんの?」

ニヤニヤした修次が首に唇をつけた。

「チクッ」

「いたっ!」

「いただきます…」

「ま、待って!やっぱりブツ…」

「ゴム?」

「う…うん」

「生じゃだめ?」

「だめ!妊娠しちゃうよ!」
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