悪魔なあいつ

座り込んで涙を流す洙梨に目線あわせるように俺はしゃがんだ





｢裏切れないのはわかった｣





お前の気持ちはわかった





｢けど、俺はお前が好きだ。 俺はお前を離したくない｣




俺を見つめてる洙梨に、言葉を続けた