幼なじみの二人。*+ -完-


いつから走ってんだろう……??

もしかしたら、軽く30分ぐらいは走り回ったかもしれない。

「見えて…来たっ…!!!」

ラストスパートだっ!!

それから、階段を登り切った。。

輝はッッ………!!!!!

「居た……。」

「光…」

輝は軽く、微笑みかけてくれた。

一気に何かが崩れる音がした。。

「ひか…るぅ……っっ!!!!!」

溜まっていた涙が一気に溢れ出す。。

「光。
聞いて欲しい事がある。。」

口調がすごく、優しい、でもすごく真剣な顔で私の方に向いている。

「なに??」

「もぅ、別れよ……」

パリン……

私の中の何かが、今崩壊した。

「ヤダ。。
ヤだよっ……」


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