幼なじみの二人。*+ -完-


「……っっ」

眉を下げながら、スタクロメンバーがステージの上に立っている。


「……。
今僕達は…
こうして、並んでちゃ本当はいけないんです。。

僕達の、リーダーが……
居ないから、ちゃんとみんな揃って居ないからっ。

僕達は、全員揃って無いと。。。
star.clothとは言えないんです。」

秋君が今でも泣き出しそうな声で喋っていた。

「でも、俺達は信じてるから。
輝の帰りを……
輝は、俺達を見捨てる奴なんかじゃないから。
この先、何年でも待ってみせるんだ。」

「……、だからっ!!!
ファンのみんなも待っていて欲しい。。
俺達がstar.clothに戻る、その瞬間まで。」

「俺達は必ず、star.clothに戻る。
輝が、戻って来てくれることを……
信じて……ねっ…!!」

秋君、佑、敬徒、恭夜が言った。


「私達からも、お願いします!!
輝は、必ず。。
このメンバーに戻って来る。」

「なので、みなさんは。。
輝を信じて、一緒に、待ち続けましょう??」

いつの間にか、愛、モカはステージの上に上がって行ってしまっていた……

私は……???


行ってもいいのかな……

ダメ、だよね………







< 142 / 189 >

この作品をシェア

pagetop