プレゼントは突然に
この学校は高校からの入学はできなくて

入学するには誰かの推薦がないとダメだったらしく

そこで学園長が推薦ということで入学できた。

「なんでもおじいちゃんまかせなんだなぁ…」

「…そんなつもりじゃ。ッてかまだ見たことないし。」

そうなんです。
あたしはそのおじいちゃんを見たことがありません。

「ふ~ん。っあ!!チャイムなった!!」

「隼人のバカッ!!もっとはやくおこせぇ~。」

あたしたちは走って学校に入っていった。



「おはよぉ~↓↓」

「おっはヨン♪希乃リン!!」

「おそかったねぇー希乃。」

「またねぼうですの??」

3人の少女は笑いながら言った。

「3人とも早いねぇ…。」

「そりゃ家からちかいし!!」

「車できてますので…。」

「バスで3分だよぉ~♪」

この3人は友達になったばっかりだけど

とても優しくて頼りになるトモダチ。


まず、明るくて可愛いエリノ。

クールで姉御肌な紗江。

おっとりしてて優しい和音。

もちろん3人とも超金持ちです…。

エリノはブランド会社の社長令嬢。

紗江は海外企業の跡取りらしい。

和音は茶道の家元で、お父さんが不動産会社の社長。

世界が別だよ…。


「それより見タヨォ!!あの隼人様と一緒に登校??」

「ちっ、ちがうそんなんじゃないっ!!」

「顔が赤いよー…どんな関係??」

「だからそーいうのじゃなくてぇっ。」

「婚約されてますの??」


「違うって言ってるでしょぉ!!!!」
< 2 / 10 >

この作品をシェア

pagetop