海の欠片~奇跡が繋いだ愛~
ある日、憂磨の家族と一緒に出かける事になった。


私の親と憂磨の親は中学生からの付き合いだといっていた。


皆、でかい車に乗り出発。


最初に言葉を発したのは私の母だった。


「憂磨くん、いつも沙羅を守ってくれてありがとう。」


お母さんが笑顔でいう。


「沙羅と約束したんだ!ずっと守るって!」


自慢気に話す憂磨。


「こんな逞しい子だったら沙羅と将来結婚してほしいわね。」


冗談に言う母だが、父には冗談には聞こえず反論する。


「さ、沙羅にはまだ早い!!」


同様しているのがよくわかる。

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