虹の空

先生に教えてもらい自分の席に着いた。


放課になると、
黒髪の綺麗な子が近づいてきた。


「あたし愛琉。呼び捨てでいいからね!」

「・・・うん。」


愛琉って子は
大人しいかと思ったから驚いたけど、

気軽で元気いっぱいな子だった。


「ねぇ、唯って呼んでいい?」

「全然いーよ。」


そう言うと愛琉はニッコリ笑って

放課後に学園を案内してもらう約束をした。
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