好きだったよ
教室

私は友達に恋かどうか相談したら…

「優衣さぁ絶対その男子に恋してるじゃん」

「それってやっぱり恋なん?」

「当たり前。てか、あんたぐらいじゃない?恋してるの」

「なんで?」

「女子高に通ってる子が出逢いなんかあるわけないやん」

「なるほど〜」

「てか、優衣…その男子に手紙渡し」

「はぁぁぁぁ?」

「どうしたん?」

「嫌…だって。無理でしょ?そんな…ね?」

「意味不明。とにかく渡しなさいよ?優衣のメアドを紙に書いてあげるから」

「えっ。あっ…うん」

茜は紙にメアドを書き終わると私に渡した。

「じゃ後は頑張って」

「ぁりがとう」
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