dear family

私は心が割れたきがした。

「ごめんねえ...
本当にごめんっ。
愛汰を傷つけたくなかった。
でも止められなかったんだ。」

二人とも泣きやむ気配はない。


「ごめんじゃねえよ。
あやまるくらいなら最初からすんな。
もう別れよう。」


そう言われるのはわかっていた。

「うん。
今までありがとね。愛汰」


私は荷物をまとめて家をでた。
愛汰を傷つけた私は最低だ。

もう死んだ方がましだ。

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