dear family

3.別れ


それでもやっぱり私はやめられなくて....

愛汰という人が私を必要としてくれているのに。


でもある日私はバレてしまった。
愛汰の友達が見ていたそうだ。

私は愛汰に問いつめられた。

「なあ。なんで?
俺と約束したよなあ?
もうえんこーはせんって。
やのになんでしてん?」

そう...
私は愛汰と約束したのだ。
もう援助交際はしないと。
そしてリストカットも...。


「ごめんなさい。」

私は泣きそうになりながら
言った。
怒られて泣いてるんじゃない。

私は愛汰を傷つけた自分が嫌いだから。
そして愛汰は泣きながら言った。


「お前。最低だな。」

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