キス魔なキミはワケあり甘々王子様②

「快李・・やっぱ進もうか?」



冗談でしょ?



あたしはそう思ったけど、


光の表情からは本気としか受け取れ
なかった。



あたしは・・


コクンっ。


そう頷いただけ。




「サンキュー・・」



光は優しく耳元で囁いて、

あたしを押し倒す・・。



ここが屋上なんて忘れられるくらい
に・・。




邪魔する人もいないもの・・・。




ううん・・・いるじゃん・・。


あたしたちのトラブルメーカーが・・。




「光・・」

「快李・・」

「さぁヤっちゃえ!!」

「「・・・は?」」




いきなり、あたしたちの会話に一人
が乱入した・・。



って、奈々先生!?


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