君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



あんなやつだったとは、、、

前に高田が告白してきたときに聞いた、女がどーのこーのと言っていた内容よりも酷いじゃないか。


制服のボタンを走りながら直し、一目散にMichiに向かった。


途中で、教室にマフラーを忘れたことを思い出したけど、戻ろうとは思わなかった。

…当たり前だけど。


Michiの扉を開けると、お客さんはほとんどいなかった。

レジに違い席に、美加と松島と、店長が座って話をしていた。


「いらっしゃいませ~、、、って明ちゃん?!」

驚いたようにあたしのところにかけてくる店長。

そして、美加達。


「何かあったの?!」



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