君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



そんなに驚かれるような顔をしてるつもりがなかったあたしは、逆にびっくりしていた。

…店長が次に言った言葉に。



「なんで泣いてるの?!」



泣いてる、、、?

あたしが、、、?


あ、、、本当だ。



いつからだろう、いや、さっきMichiに入って、美加達を見てからだ。

無性に安心して、目の前が歪んだから、、、


悔しいけど、やっぱりあたしは恐かったみたいだ。



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