君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



どこから、話すべきだろう。


あの子と出会う前か、後か。


俺の時間は全て、あの日を境に



意味を持つ一瞬になった。



不安も、焦りも、困惑も、、、

全てがいとおしくなった。



たった一人の、あの子によって───



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