君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて
「確か、松島って、、、」
「ネズミの国だぁいすき」
…なんだよね。
結局、美加はネズミの国のストラップに決め、プレゼント用に包装してもらっていた。
「あと1つ買うけど」
ストラップじゃ満足できないみたい。
美加の会計を待ってる間、なんとなく眺めていた棚に、1つだけ落ちてるストラップを見つけた。
「あ、、、」
それは、江口さんの車の鍵についてたストラップと同じ…音符のストラップだった。