君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



「あ、良かったら今日この後うちの方へこない?うちっていうか、職場だけど…」

「いいんですか?てゆうか、どこ…」


「スキー場だよな、確か」

「あぁ、ゲレンデラジオのS・S・Sだ」

…え?

「きゃーっ!え!?いつからいたの?」

「たった今だよ、なんだお前、俺に聞かれたらまずい話でもしてたのか?」

「いやいやいやいや…っ!」


やっぱりお似合いなのに、、、微笑ましい2人を眺めながら、ふと、江口さんを見上げると…



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