君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



白い、ニットは、肩が出ていて、、、
下に紺のワンピースを着られるようになってる。
ワンピースも、首の後ろでリボンを止めるようになっていて、プリーツまであって、普段は制服以外着ることのないスカート。
あたしが履いてたニーハイのブーツにもちょうど合うようになってた。


「これ…あったかい…」

肩は出てるから確かに外に出たら寒そうなんだけど、ワンピースの素材がすごく温かくて驚いた。さすが、雪山で働く子だけあるなぁ…

「でしょー?!これで決まりね!じゃあ仕事いってきまーす!」

灯歌ちゃんは、またもアスリートな走りで去っていった…


───コンコン


今度は誰だろう?サラさんとかかな?

「明ちゃん、おはよう」

予想は大きくハズレていて。

「まだ、はいって言ってないんですけど」

洗面所から、急いで部屋に出た。



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