君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



雪景色が、だんだん少なくなっていって。
少し、寂しいような気がしながら、あたしは、車内に流れるゆったりした洋楽に耳を傾けていた。


「あ…!!!」


急に慌てるあたしに、奏が不思議そうにどうしたの?と聞く。

「1日?!今日1日?!」

「うん」

「…バイトだ!!!」


帰りの車は、
ノットドライブ、イエスジェットコースター


あ、トウマさんたちの記録越した…



< 337 / 344 >

この作品をシェア

pagetop