君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



これまで気づかなかった、針金で出来た人の掲げたスティックの先。

なにか引っ掛かるようになってる…

なんだろうなー…
買うときに落ちちゃってたのかも。


そんなことを考えていると、お店のドアが開く。


「いらっしゃいませ!」




目まぐるしい年末年始が終わった。



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