君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



とりあえず、彼女はいなくて、でも何かわけあって…とか?

でも、さっき知らないって言っちゃったし、、、うーん、、、困ったなぁ。


服を買うだけのはずが、なんでか雑貨屋さんに入っていくあたし達。

話しながら歩いてると、どこに行き着くか分からないな…。


「あ………」

「どうしたの?」


そこにあったのは、細い銀の針金みたいなので出来たドラムと、それを叩くミュージシャンの置物。

お店のレジ横に置いたらダメかなぁ、、、

なんて考えてたら。


「これ、買う」

「嘘ぉ、これよりこっちのが可愛いって!」

そう言って、斜め上に飾ってある、同じように出来た三輪車を指差した。



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