君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



いえいえ~、と一緒にレジに並ぶ美加。

つくづく、あなたの親友で良かったよ、、、単純だから。

なんて言った瞬間に怒られるから、絶対に言えないけどね。


「それにしても、明ってスタイルいいよねぇ、、、羨ましい」

…は?いきなり何を言いだすの、この子。

「気色悪いこと言わないでよ、鏡は極力見ないようにしてるんだから。…まじまじ見るな~」


上から下までじっくり眺める美加。
いやいや、恥ずかし過ぎですから。

「真面目にっ!足長いし~、細いし~、、、」

ぎゃあ~っ!あたしの自己評価ワースト3がっ、美加、見るなマジで!



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