君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



「わかった。店長に言っとくね」


「1人か2人増えると思うから」

「えっ、誰?」

「美加にもあきらにもお楽しみ」

…だから、、、もう突っ込むのはやめよう、面倒くさくなってきた。

てゆうか、あたしにもお楽しみ?
どーゆうことっすか、、、?


「あ、ヤバい!行くわ、じゃあ楽しんでね、美加」

「うん!」

「俺は~?!」

「知るか、ばーか。じゃ、バイバイ!」


あたしは、バイト先に走った。



「おはようございまーす!」

「おーっす、大槻!」

「あら、ずいぶん早いね、明ちゃん!」

「あっ、店長。今日、友達が来るみたいです」

店長はOKのサインを出して、ホールに戻って行った。




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