君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



江口さんは、俺が最も尊敬するドラマーだ。

あの技術は、俺がどんなに努力しても、追いつくことはできないだろう…てゆうか、俺より江口さんが努力してるっていうことなんだけど。


そんな江口さんが、あきらのことを気に入ってる…って大嶋さんに聞いて、俺はすぐにこの食事会を思いついた。

あきらラブの美加も連れて、俺達はMichiに訪れたのだった。


いいよなぁ、もし俺が女だったら、真っ先に江口さんにコクるぜ?
いや、こんなこと言ったら美加に何言われるかわからないから、口には出さないけど。

江口さんはめっちゃすごい!


でもさ。

叶わない、、、のかな。

やっぱり。




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