君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



「うん、暇」

なんて素直なんだ、、、。


「じゃあ、食事しませんか!?大嶋さんも誘ったんです!」

「あぁ…俺は、、、」

断ろうとしてる?!
どうしよう、、、えぇいっ、奥の手だ!

「あきらのバイト先なんすけど!」


「、、、行く」


おぉっ!効いた!

相当好きじゃね?
もうこれは恋でしょ!

名前を出したとたんに、目の色が変わる…って、こういうことを言うんだなって感じだ。


「じゃあ、練習終わったら、大嶋さんと店に集合してくださいね!」

「…あぁ」



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