幼なじみの甘い××。Good night baby★
気づけば、広い背中に腕をまわしていた。
きゅっとしがみつくと、あたしを包んでる腕も同じ動きになる。
「昔とおんなじだな、眞緒はやっぱり」
寝ている子どもに語りかけるような、やわらかい声をかけられて。
「……そうだね。変わってないかもね」
成長してるとかしていないとか、もう、そんなことはどうでもいいように思えた。
子ども扱いされても、この心地よさを与えてもらえるなら。