幼なじみの甘い××。Good night baby★
「今日は? イケメンの日?」
「ううん。今日はなし」
「あら、さみしいわね」
「うん。……あ、別にっ」
言い直すと、オネエは「ふふん」と笑った。
「ま、気をつけて帰りなさいよ」
「うん」
バイバイと立ち上がったあたしは、商店街を抜けて家へ向った。
そろそろマフラー欲しいかな、とか、のん気に考えながら。
オネエの占いが、まさか本当に当たってしまうとは思わずに。