幼なじみの甘い××。Good night baby★
突然、後ろ手に腕をつかまれた。
思わぬ事態に、呼吸が止まりそうになる。
「ごめんね、ちょっといい?」
肩越しに聞こえたのは、高い声。
おそるおそる振り向くと、キレイでお上品って感じの女の人が立っていた。
「は……はい……? なんでしょう?」
女の人とはいえ、突然呼び止められるのはやっぱり怖い。
街灯の下、
あたしはカバンを抱きしめて上目づかいでその顔を見やった。