幼なじみの甘い××。Good night baby★



握りしめてる自分の手がわずかに震えていた。



怒りたいのか、


泣きたいのか、


どうしたいのか、


もう、何も考えられない。



言い終ったあとも、おかーさんの顔を見ることはできなかった。



ずっとガマンしてきた感情を言葉で吐き出したはずなのに。



声になったそれは、


後悔と一緒に自分の中に戻ってきただけだった。


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