幼なじみの甘い××。Good night baby★
『ホントに大丈夫なのね? なんでもないのね?』
「うん。大丈夫。てか、胸騒ぎってなに? 大げさな」
『なんだろう。なにかが起こりそうっていうか、すでに起こってるっていうか、そわそわしてたのよ。もしかしたら眞緒になにかあったりしてって』
その言葉に、「はは……」なんて笑ってみせたけど、
あながちウソじゃないから困った。
現にあたしは、こうして新幹線の中にいるし。
自分でも、予定外の行動だし。
それにしても、
母親のカン、恐るべし。