幼なじみの甘い××。Good night baby★
『今どこにいるんだ? もう着いた頃だろ?』
ふーっと息を吐いたハル兄は、あきれた声を出している。
「えっと、新幹線を下りて、どこにも行けないでいる」
『在来線のホームには出てないんだな?』
「うん。お土産屋さんがいっぱいあるとこにいる」
『とりあえず、そこにいろ。近くなったらまた電話するから』
「はい……。ヨロシクお願いします」
……結局、また迷惑をかけちゃった。