幼なじみの甘い××。Good night baby★
「……じゅる……ふぇ……」
「眞緒? どした?」
「……き、なの……」
「ん? なに?」
「は、る、兄が……ぐしゅ……好き、な、の……」
思いあまった告白は、
涙と鼻水まみれの最悪なものになってしまって。
「好き、なんだもん……ひくっ……だ、から、子どものままとか、妹とか……イヤ、なんだもん……じゅるる……」
切なくて、苦しくて、情けなくて、どーしようもなくて。
ちゃんとしないとって思うのに、嗚咽は止まらない。