幼なじみの甘い××。Good night baby★
……ほっとしたのかな。
うん、そうかもしれない。
ハル兄への想いで、胸の中がパンパンになっていたから。
言葉に出来たことで、ちょっとだけ軽くなったのかもしれない。
でも。
まともに、ハル兄の顔が見れない。
……恥ずかし過ぎる。
告白するつもりなんて、なかったのに。
「……ううう……ぐす……」
うつむいたまま、顔を上げれずにいると、
「だから、泣くなっつーの」
両手で顔をはさまれて、くいっと上を向かされた。