幼なじみの甘い××。Good night baby★



ホームの上は、冷たい風が行ったり来たりを繰り返していて。


確かに、寒い。



でも、


この震えは、寒さのせいだけじゃない。



「きょ、」


「ん?」


「きょ、極度の、緊張で……」



何だか、糸が切れてしまったような感覚だ。


ほっとしたのと、言ってしまったという気持ちと、


もう、何をどーしたらいいのか分からない。


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