幼なじみの甘い××。Good night baby★
「ど、ドキドキし過ぎて……も……限界……」
はうぅ……と、ヒザから崩れ落ちそうになったあたしのカラダを、
「おっと」
ハル兄の両手が受け止める。
「眞緒? 大丈夫か?」
「……ダメ……」
もう、いっぱいいっぱいだ。
夕方から、今まで。
いろんなことが、あり過ぎた。
「ハル兄……」
「ん?」
チカラの入らないカラダは、ハル兄の支えだけで立っている。
「……疲れた……」
そうつぶやいたあたしのカラダは、広い胸の中にそっと引き込まれた。