幼なじみの甘い××。Good night baby★
背中にまわされた腕に、きゅうっとチカラが込められる。
「よしよし」と、耳元でささやく声と一緒に。
「こんなとこで体力使うなよ。受験まで取っておけばいいのに。バカだなぁ」
「……どうせ……バカだもん」
「でも、良く出来ました」
「……」
ハル兄ってば、こんなときでも先生だ。
あたしの告白に、二重丸をつけてくれる。
全然……「良く」なんて出来てないのに。