幼なじみの甘い××。Good night baby★


「ハル兄……」



小さく「うん」とうなずいて、ラベンダーをぎゅっと抱きしめる。


ふんわりと広がった優しい香りは、あたしをやわらかく包み込んだ。




“大丈夫。ちゃんと寝れるよ。おやすみ、ハル兄”


“おやすみ、眞緒”




「……ぷっ」




返ってきたメールに思わず噴き出してしまった理由は、




“(-3-)/”



最後に、こんな顔文字が追加されていたから。


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