幼なじみの甘い××。Good night baby★


あちこちで上がる感嘆の声を耳にしながら、


あたしとおかーさんも、手を取り合って飛び跳ねた。



「あった! あったよ! おかーさん!」


「わーっ! やったね! 眞緒!」



やった! やった、やった!!


何度も何度も飛び跳ねて、掲示板に穴があくほど番号を確認する。



「あーっ、もう、めっちゃウレシイ!」


「良かったねぇ。おかーさんもほっとしたぁ……」



薄く涙を浮かべているおかーさんにつられて、あたしの胸もじんわり熱くなった。



がんばった結果が出たことが、ホントにウレシイ。


おかーさんやハル兄の応援に応えられたことが、すごくウレシイ。


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