幼なじみの甘い××。Good night baby★
「アンタにそう言われて、そしてあのイケメンにしばかれて、快心したのよ。
昔のアタシは占い師として失格だったわ。
こっちだって大変なのに、人が幸せになろうが不幸だろうがどうだって良かったのよ。
でもね、それじゃプロとしてダメだって気づいたの。
アドバイスなんて大層なことはしないわ。アタシだって、そこまで出来た人間じゃないし、まして神様でもないもの。
出た結果を、誠意を込めて伝える。
それがアタシの使命だって、心を入れ替えて仕事をすることにしたのよ。
そしたらこうなったわけ。アンタが教えてくれたのよ」
オネエは、ぼうっとしているあたしに、にこりとほほ笑んだ。