幼なじみの甘い××。Good night baby★
「ほら、イケメンに会いに行くんでしょ? 早く立ちなさい。次がつかえてるから」
いきなりいつものオネエに戻ってしまったけど、あたしの中に、あったかいものが広がった。
「よしっ。じゃあ、行ってきます!」
「頑張りなさい」
「うん! ありがとう、オネエ」
「アンタなら大丈夫よ。自信持ちなさい」
「うん!」
「あ、そう言えば、」
「……? なに?」
「言っちゃっていいかしら。いいわよね、このアタシをしばいたんだから。ちょっとした仕返しよ」
「?」
立ち上がりかけたあたしの顔を見て、オネエがにやりと笑った。